So-net無料ブログ作成
検索選択

小さい頃、『気分屋』って何かの店だと思ってた。 [小説]

生存確認。

お久しぶりです、生きています、一です。
長いこと更新しませんでした・・・うん、忙しかったから。
その間にたくさんのnice&コメント有難うございます!

コメントについては本日の記事より、ここのほうで返させていただきます。
もしよろしければお読みください。

失態をひとつ。
下書き記事を未完成のまま公開してました。
はっ・・・・恥ずかしい!!!!!
穴ー!!穴はどこですかぁぁ!!
隠れたい。




さて。
さてさて。
さてさてさて。

今日は短いですが小説を作ってみました。
(※企画小説ではありません)


続きよりどうぞ。

     気分屋

ここは―――気分を売る店。
本当に必要とする人と“それ”が出会う場所。

   *   *   *

古くからとある通りにたたずむ店がある。
そこそこ人気のある雑貨屋で、最近、店主が変わってからは若い客が増えたという。
お昼時のためか、今、客は私しかいない。

   *   *   *

手帳や、小物などの雑貨の中で私が目を引かれたのは“それ”だった。
半透明の色とりどりの球体で、使用法は皆目分からないが、店主が念入りに磨き手入れしていることから大切なものだと分かる。

「それ、何ですか?」

若い店主がにっこりと笑い

「“気分”ですよ」


「・・・え?」

「だから、気分ですって。この店の名前、気分屋でしょう。気分を売っているから気分屋って名前なんです!」

自身たっぷりに言う店主がなんともおかしな人に思えてくる。

このひと、あぶない人なのか?
おかしいこといっているけど・・・。

「あぁ、やっぱり信じてもらえませんね」

表情を読んでか残念そうに手に持った珠をおいた。

「そういえば、先代も言ったました。これを売りたくて店を始めたのに信じてもらうのが大変だって。“これ”を見つけてくださる人すら稀なのに・・・」

見つける?引っかかったワードが口から零れた。

「え、えーっと。“これ”は絶対にあたし達からはおすすめしたりはしないんです。・・・・・あ、おすすめの品ではあるんですけどね。本当に必要な方が、“これ”を手にとって、買っていかれるんです。何でだろう・・・・・珠が人を呼ぶのかな」

自信なさげに珠へ目を落とす。

「とにかくこの珠の存在に気付く人って絶対的に少ないんです。分かってもらえました・・・?]

分かってもらおうと言葉を選びながらする説明は必死の色が伝わってきてなんとも微笑ましい。

「信じてもいいかなっておもいます」

びっくりした目からすぐににっこりにかわる。

「ありがとうございます!ぜひ買っていただきたい・・・あ、下心とかは無くて・・・だから説明させていただきます!!」

棚からいくつか運び目の前に一列で珠を並べた。

「喜び・悲しみ・驚き・・・などいろいろな気分を売っています」

様々な色の珠を指先でつついて示す。

「でも、これといって使い方があるわけでもないんです。鞄の中とか自分の身近なところにおいていただいて、そうすればこの珠が力を発揮するんです」

「なんていうか・・・・魔法、みたいな?」

「とんでもない!!あー・・・でも近いものがありますね。どんなときに力を発揮するかは言えないんです。人によって違うので」

ふーん、としかいえない。そしてだんだんよく分からなくなってきた。

「とにかくひとつでも使っていただきたいなって」

気持ちを読み取るのが上手い為か私の迷う気持ちを敏感に感じ取っている。

「あ、この珠なんかどうですか?何色にみえます?」

「・・・桜色ですが」

きょとんとして私を見上げる。
この小さな店主は表情がめまぐるしく変わって面白い、というか飽きない。

「これ、“喜び”の珠なんですけど、これだけひとによって見える色が違うんです。喜びの形は人それぞれ違うっていうじゃないですか。
それと同じで」

「で、桜色は?」

「桜色に見える、なんていう人なかなかいないんです。だから珍しいなあって」
・・・あたしもみたいなぁ、桜色とうらやましげにつぶやいた。

「あなたは何色に見えるんですか?」


「あたしは、夏の、ほら能天気なくらい抜けるような青です。あの、すっかーんって晴れた空の色」

   *     *    *

桜色は先代の見ていた色。
世の中にはいろいろな人がいて、今もいろいろな気分で生きている。
その中で少しでも良くお手伝いするのがわたしの仕事。
店の片隅にある珠は先代・・・・祖父のおきみやげ。

あなたもおひとついかがです?









私は気分屋なので、なんかのお店みたいだなぁ・・・っておもってひらめいたものです。
よく分からないと思います。
でも分かっていただきたいです!!!
コメント色々いただけるとありがたいです。
登場人物は・・・誰かです。適当に作ったので。
何にも関係ありません。





以下コメント返信です。







■ *苺*様
こちらこそnice&コメント有難うございます!

■亘(わたる)様
小説についてコメントありがとうございます!
お褒めの言葉を頂き光栄です!!
小説が長いのは・・・一に文をまとめる能力がないからです;
もっと簡潔にできるよう努力しますね。
教えていただきうれしいです。
企画でもやろうかな?と考えているそうですのでもし開かれたときは教えてください!
ダッシュで参加させていただきます。

■子鈴様
コメント&nice!ありがとうございます!!!

■蜜柑★
こちらこそnice!有難うございます。
小説素敵なんて言っていただけるなんて・・・・!!
とってもうれしいです。
こういうお言葉が一の栄養となります!
もしよろしければまたご訪問ください^^

■冬告様
とにかくありがとうございました!
私なりに満足する作品が書けたのはフェイアントさんと冬告様のおかげでございます!
キャラを生かして、繋がりを持ってというのが信念なので。
二人のコンビは個人的に大好きでsすみません。
とにかく楽しませていただきました!!
また機会があればよろしくお願いします!

■o-sami-o様
小説の完成から、祝っていただきありがとうございます。
フェイアントさんがかっこいいのは、フェイアントさんが素敵!!!だからです。
わお、狼夜まで褒めていただいて!
これからも精進させていただきます。

■ネク様
次回作も頑張ってといっていただいて。
やっぱり頑張らねばと思います。
春休み中には何とか次回作を完成させたいです。
コメントありがとうございました!!

■空乃 憂李 様
こちらこそコメント&niceありがとう御座います!
褒めていただいて嬉しい限りです。
またいつか遠い日に企画を行いたいと思いますのでもしよろしければそちらに・・・。
と、思います。
応募したかった、なんて言っていただけるとまたやる気が湧いてきますね!
ありがとうございます。



最後に。
前回の記事にコメントをくださった8名のかたにお礼絵です。(いらねー!)

img013.jpg

春らしくということで。
8名の方のみフリー。要らないかたスルーどうぞ。
一が描いたということだけお願いします。

小さく仕方が分かりません!!お持ち帰りの方は縮小しておいてください。
nice!(91)  コメント(10)  トラックバック(0) 

nice! 91

コメント 10

o-sami-o

やった~この記事に最初のniceとコメントだww
いや~この記事見たとき、一瞬「えっ?・・・」っておもっちゃった、
だって、だって画面が『黒い』!
いやいや、フェイアントさんも狼夜さんもキャラが逆って感じで、
ピッタリだったです。
今度は「似たもの同士」みたいのも面白いかもしれませんよ~~
by o-sami-o (2008-03-14 18:13) 

まひ

なんて表現したらいいか言葉が見つからないんですが
すごく面白い小説だと思いました☆
あったかくてほっとするいいお話ですね。
私も“それ”と出会ったのかなぁ^^
by まひ (2008-03-15 00:28) 

mizey凛沙

喜びの色が人それぞれ違って見えたり
人の感情に敏感な方が気分屋の店主だったり
そういうのっておもしろいなぁって思いました。
私も気分屋なのですが私にも珠が見えたりするのかもです。
あれ、何が言いたいのやらわかりませんね;ww
またお邪魔しますノシ
by mizey凛沙 (2008-03-15 15:57) 

heart

訪問ありが㌧★

また来てネぇww
by heart (2008-03-15 19:52) 

理央

面白いですね!!
感動しました…。。
私、こういう幻想的な話大好きなんです!!
by 理央 (2008-03-15 20:36) 

ちはる@ナベ

リニューアルしてから2回ほど同じようなことをやってしまいましたことがあります^^;
ですが、そのことに気付いているのですぐに下書きに戻して仕上げてからアップしました。
by ちはる@ナベ (2008-03-15 22:33) 

o-sami-o

理央さんのマネになっちゃうけど、幻想的でいいww
こんど、長編でまたよんでみたいです。。。
店主さんとお客さんの「ラブ」な感じでさww
でも、店主さんのあたしっていう一人称がなかったら、男だと思いそう。
かっこいい店主さん。。。

あぁ~どうりでこないだのすごいと思った。

by o-sami-o (2008-03-16 18:46) 

o-sami-o

そういえば、めーるとどきました??
by o-sami-o (2008-03-16 18:54) 

sakuran-pon

こんばんは。なんとなくわかる気がしますよ!いろんな人に桜色の珠が渡って行くと連載ができそうですね!
by sakuran-pon (2008-03-16 20:28) 

hyoko

僕にも珠をひとつ(オイ
こんばんわ^^nice!ありがとうございました。
すごくいい小説ですね。尊敬です^^*
あ。穴はここに掘っておいたのでどうぞ(ちょ
それでは失礼しました。
by hyoko (2008-03-17 21:44) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

メッセージを送る

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。

×

この広告は1年以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。